與右衛門随想録〜中学受験2024

息子の2024年中学受験までの記録

チェックシートなど

 サピックスに通い始めて間もなく1ヶ月、毎回持ち帰ってくるテキスト類がどんどん溜まって来ました。すぐ手に取れるところに置いておくべきもの、そうではないものをちゃんと分類して整理しないと大変なことになりそうです。

 

 その為にはデイリーチェックやマンスリー、復習テストの出題範囲などを意識しながら、やるべき事をやるべき時までに終わらせて行く必要があると思いました。そこで、なにをいつまでにやるべきか、学習の手引きやそれぞれのテキストにかかれている、家庭学習のやり方などを参考に整理し、いつまでに何をやるべきか、見える化してみました。

 

 ただ、それを、まだまだ本能に従って行動しているような小学生男子(うちの息子だけかもしれませんが…)に伝えたところで、1週間と続かないのは目に見えているので、チェックシートを作ってみました。授業の翌日にやる事、次の授業までに終わらせておくべきこと等をリストにして、自分で毎回チェックさせようと言う考えです。

 

 併せて、各授業毎のテキスト類をまとめておくフォルダーを作りました。「作った」と言うのは、サピックスのテキストのB5サイズに合う手頃な整理グッズが見つけられなかったので、A4のクリアファイルを加工し、算数・理科、国語・社会の授業2回分のテキストをまとめておくものを作ってみたものです。

 

 本当は自分で管理できるようになるのが理想なのですが、まだまだ幼い小学3年男子、しばらくは親がレールを敷いてやらざるをえないかと。まあ、色々と試行錯誤しながら、やりやすい方法を見つけていきたいと思います。

基礎トレーニング

 2月から4年生のクラスが始まり、基礎トレも4年生用のものになりましたが、新4年生準備講座の時に配布され1月中にやっていた3年生のものより、簡単?ネットのどこかの書き込みで読んだ覚えがありましたが、本当なんですね。我が息子の様に、4年生から新たに入室する子が多いので、まずはしっかり基礎を固めて、と言うことなのでしょうか?


 1月に基礎トレを始めた当初は、7点とか8点がぽろぽろあったりで、なかなか満点が取れず、やり忘れたりする日もありました。そこで、一度、2日やり忘れた日が続いた時に喝を入れたところ、その日から満点が何日か続く様になりました。こうなってくると、本人もやる気が出てきた様で、やり忘れる日もほぼ無くなり、点数も何日も連続で満点をとり、満点が取れない時でも9点と言うのが普通の状態になりました。


 ま、1ヶ月連続で忘れずに続けられたらお小遣い上乗せ、と言う人参もぶら下げましたけど…


 4年生レベルなら、公文をやっていたこともあり、時間も5分もあれば見直しもして満点取れていますが、これが学年が上がってくると、そうはいかなくなってくるのでしょうか?

これまでやって来たこと(算数編)

 本当かどうか、妻がママ友から、最近では低学年の間は希学園、高学年でサピックスに通い始める子が多い、と言う話を聞いて来ました。この話の信憑性はともかく、算数の出来が受験の結果に大きな影響を及ぼすこと、関西系の塾は算数に特に力を入れていることを考えれば、あながち否定もできないかとも思いました。


 息子にも1・2年生の頃に、希学園の最高レベル演習の教材でもある「スーパーエリート問題集」をやらせたりもしました。ただ、低学年で学習することは四則演算などの算数の、いわばツールの使い方です。難問に仕立てた文章題でそうしたツールを使って、低学年の間に練習することにどれだけの意味があるのか、と言う気がして来てやめました。ちょっと難しい文章題ぐらいなら、学年が進めばそんなに特別なことをしなくてもできるようになるものも多いかなと思ったのです。


 それよりも、思考方法の引き出しの数を増やそうと、算数オリンピックの過去問や思考力、パズル系の問題集を中心にやらせるようにしました。これには、計算力をつけるためのパターン学習である公文とのバランスを取るという目的もありました。


 主に使ったのは「算数ラボ」と「きらめき算数脳」でした。「算数ラボ」はそれほど難易度は高くないので、1学年上のレベルを1日1問程度のペースでやらせました。今回の組分けテストの推理の問題に抵抗なく取り組め、平均をだいぶ上回ることができたのは、こうした取り組みのせいかと勝手に思っています。

1年前との比較

 送付されて来た成績表を見て、ちょうど1年前、新3年生の入室テストを受けていたことを思い出しました。低学年で通塾することは考えていなかったので、新3年生の時点での立ち位置を確認するために受けたものです。


 今回の偏差値はその時と比べ5ポイントほど下がっていました。3年生になってからは学習量を少し減らしました。通塾が始まれば遊ぶ時間も減るので、入塾前1年ぐらいは学習量を減らして遊ばせてやろうと思ったからです。ゲーム三昧の1年になってしまいましたが…


 その結果、1年前に比べ、偏差値にして5ポイントほど下がってしまったわけですが、それは学習量を減らしたことによるものなのか、それとも、新4年生からの中学受験本格化に向けまわりの子供たちがレベルを上げて来たことによるものなのか。その両方なんでしょうね。

 

 そうそう、ネットのブログで2019年のサピックス4年生のテストの記録を見たのですが、約7000人が受験していました。今年は6500人。新型コロナの影響でしょうか?

初めてのコース発表

 コース基準点が公表されました。結果はアルファベットクラス上の中と言ったところでしょうか。スタートの位置としては悪くないかなと思います。


 ちょっと不思議なことが、テスト結果の総合順位から割り出した予想コースより少し下でした。しかもαコースの数が予想より多かったです。通おうとしている校舎は成績上位層が多かったりするのかな?それともαコースは1クラスの人数が少ないとか?通い始めてみれば分かりますね。

組分けテストの結果

 初めての組分けテストの結果が出ました。偏差値50台ほぼ真ん中、入室テストから2ポイントアップしていました。よかったね。


 国語と算数の偏差値は、国語の方が約4ポイント、男女別では7ポイントも上でした。算数男子だと思っていましたが、国語の論理的読解力強化策が功を奏しているのか?


 それにしても今回の受験者数は約6500人、以前見た2014年の4年生の受験者数が約4700人だったので、7年で約1.4倍になっていることになります。すごいなぁ。

初めての組分けテスト

 初めての組分けテストは、惨敗でした。自己採点の結果、入室テストより得点できていないことが分かると、息子は号泣していました。難易度の違いがあるので、得点だけで単純に比較はできないことは分かりますが、大問1で3問、大問2で2問も落としたりしているようではまだまだです。

 時間配分に失敗していたり、落ち着いて家で解き直してみると、出来る問題も結構あったりするので、まだまだ慣れが必要かなと思います。

 君はまだまだスタートラインに立ったばかり。これから一歩一歩、前に進んで行けば良いさ。