4月マンスリーの結果
4月のマンスリー確認テストの結果は悲惨なものとなりました。4教科でかろうじて平均点を超えていたので救われましたが、算国2教科は平均点を割って偏差値40台。前回はじめて到達したαコースから1回で陥落です。テスト前の1週間、訳あってほとんど勉強していなかったのでやむを得ないものと割り切るしかない。
考えようによっては、4年生が始まったばかりの今のうちに、コツコツ勉強を続けないとどうなるかを身をもって経験できたことは良い刺激になった、と言えるかもしれません。
エピングハウスの忘却曲線
サピックスにお子様を通わせているご家庭にとっては常識なのかもしれませんが、サピックスの学習サイクルって、エピングハウスの忘却曲線の考え方からすると理想的なんですね。
授業の翌日に復習(1日後)し、翌週授業のデイリーチェック又はA授業で再度復習(1週間後)、そして1ヶ月後にマンスリーテストを受験。さらには半年に一度程度のタイミングで組分けテスト、スパイラル学習で翌学年に一度学んだ分野について難易度をあげながら学習。
また、記憶というものは、インプットのタイミングではなく、アウトプット(思い出すこと)によって強化されるらしいです。そういう意味で、デイリーチェックや授業前テストなど、事あるごとにテストを繰り返すのは、記憶の定着を図るのに良いやり方かと。
さらに言えば、復習主義。脳は新し情報を得ることが大好き。新しい情報を得るとドーパミンと言う報酬系(ごほうび)ホルモンが放出されるのだそうです。授業の度にドーパミンが放出されるから授業が楽しい、という事なのでしょう。(スマホが手放せなくなるのも、このドーパミンの仕業だそうですが…by「スマホ脳」)
こうして見ると、サピックスのカリキュラムは極めて理にかなっているんだな、と思いました。
他塾は他塾なりにそれぞれの根拠に基づいてカリキュラムを作られているのでしょうから、それを否定するものではありませんし、外から見ていると気が付かない魅力もあるのだと思います。
ただ、サピックスに子供を通わせ、子供自身がサピックスを楽しんでいる以上、サピックスの方針を理解した上で、その効果を最大限に享受できるようにやっていきたいと思います。
αコース授業を初めて受けてみて
息子が昨日の春期講習初日で初めてαコースの授業を受けてきました。
その感想は、アルファベット中位コースとは授業のスピードが全然違う、速い、と言うものでした。確かに、授業中にこなす課題の数もだいぶ違うようです。
基礎を固めるには、少ない問題をじっくりとこなす方が良いのかもしれません。ただ、この演習量の差はやはり無視はできないかな、と言う感じもします。その観点からは、授業についていける限りはαコースを維持することは大事だなと、つくづく思いました。
4年生3月組分けテストの結果
国語の平均点が高かった。息子は前回の組分けテストに比べ、国語の得点を10点以上伸ばしましたが、平均点も10点以上上がったので、結果として国語の偏差値は変わらずの50台半ばでした。
一方の算数は、大問1の計算問題全問正解の効果もあって得点が10点以上上がったうえに、平均点も若干下がったおかげで、偏差値は7ポイント、50台後半まで上昇しました。
その結果、2科目合計では偏差値で3ポイント以上、50台後半まで上昇しましたが、1月の実績を参考にすると、αにはあと数点足りないかな?という感じですかね。
まあ、まだ始まったばかりなので、少しずつ前に進んで行ってくれれば良いと思ってます。
通塾開始後初の組分けテスト
昨日は通塾開始後の初の組分けテストでした。
やはり、慣れてきたということもあるのでしょうか、1月の組分けテストからは、国語、算数それぞれで10点ずつ、2科目合計で20点はアップしていそうです。
もう一つ良かったことは、算数の大問1の計算問題が全問正解だったこと。これは基礎トレが毎朝の習慣になりつつあることの効果ですかね。
ネット上の書き込みでは、算数が難しかったとか、国語は簡単だったとか言われているようですが、結果は平均点次第。でも、さすがにコースは上がりそうなので、良かったです。