與右衛門随想録〜中学受験2024

息子の2024年中学受験までの記録

これまでやって来たこと(国語編)

 サピックスの偏差値が50台前半なので、現時点では語るほどのものではありませんが、後々どのように成績が推移するか、その経緯を見る上でも整理しておこうと思います。


 私は自分自身が国語が比較的得意でしたので、あまり国語の勉強をした覚えがありません。中学生以降はいわゆる純文学にはまったこともあり、かなり本は読みましたが、小学生の頃は本を読んでいた記憶があまりありません(覚えていないだけかもしれませんが)。なので、読書習慣が国語力の強化につながったかどうかはわかりません。


 今、息子には出口式やふくしま式の問題集を毎日少しずつ、コンスタントにやらせています。今後、中学受験国語に取り組む上で、文章を論理的に把握する基礎を身につけてもらいたいと思っているからです。


 なぜ、日本語を論理的に読むことにこだわるか。それにはいくつかの理由があります。


 一つは「AI vs.教科書が読めない子どもたち」を読んだことでした。国語は得意でしたが、本の中の例題を解いてみると、結構間違えました。落ち着いて読み直してみると正解できるので、国語が得意と言いながら、いかになんとなく読んでいたか思い知らされました。


 もう一つは、息子が公文の英語を学習しているのを見ていた時に感じたことです。外国語の学習には、主語や動詞、目的語などの文章の構造を意識する必要があるので、日本語の文章でも主語や述語といった構造を意識できていると、外国語の習得にも役に立つような気がしたからです。


 とまあ、もっともらしい理由を並べましたが、結局は読解力が全ての教科の基礎であり、読解力の基礎を身につけておくと、後で苦労しないんじゃないかと思ったからですね。


 なお、これ以外にはサピックスの通信教育「ピグマキッズくらぶ」を1年生の時からこの1月まで続けて来ました。毎号1問出題される長文読解問題「ピグマ図書館」は8ページにわたる問題で、長文読解に慣れると言う意味ではとても役に立ったと思っています。